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2009年10月18日 (日)

ソウルケイジ

今日は一日読書の秋でありました(^-^)。

誉田哲也の警察小説『ソウルケイジ』。一気に読みました。

姫川玲子警部補シリーズの第二作目です。
今回は血まみれの事件現場と切り落とされた手首だけの死体のない殺人事件。それでも、刃物で切り刻んじゃう描写は一作目の『ストロベリーナイト』より圧倒的に少ない分、とても読みやすいです(^-^;。

誉田哲也の小説の素晴らしいところは、小さな役までキャラが立ってて、とても魅力的なこと。一作目の公安あがりの悪徳刑事『ガンテツ』こと勝俣警部補に続いて、今回の憎まれ役キャラは、捜査に一切の予断を許さない、ガチガチの『融通利かないキャラ』日下警部補。でも、姫川玲子に想いをよせてる菊田巡査部長の「結婚とはいかなるものか?」って問いに対する彼の言葉は、とっても素敵な回答で、とても良いのですよ。今回初登場であまり活躍しない葉山巡査長でも、彼が警察官になったきっかけのエピソードで、彼のキャラクターがはっきりと伝わっているし、コメディリリーフの井岡巡査部長もますますご機嫌で活躍してくれてます。彼と玲子さんが一緒にスルメを食べるところなんか大好きなシーンです。

今回の作品のテーマは「父性」。
父親が工事現場で事故死した三島耕介と彼の親代わりの高岡賢一。日下と彼の息子。玲子とそのお父さん。うしろふたつは短いエピソードですけど、それぞれの父親が子供を思う気持ちが深く心に伝わってきます。いいですね。この小説、好きです。

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