2008年12月21日 (日)

ドラマ『流星の絆』

TBS金曜ドラマ『流星の絆』。

原作は読んでましたが、とても面白くて毎週楽しみ見てました。初回は構成に凝りすぎてわかりにくかったし、最初の方は脚本の宮藤官九郎の色が強すぎて不安になったのですが、後半はちゃんと原作にそった展開に納まって安心して見る事ができました。

このドラマは特に配役が良かったです。ドラマ化が発表された時は、主演の二宮くんはもちろん、柏原刑事が三浦友和とわかった時点でもうこれは見なくちゃと思いましたし、静奈役の戸田恵梨香は「デスノートのミサミサの人がするのぉ?」って不安でしたけど、これはもう予想をはるかに良い方に裏切ってとても素敵な演技でした。ハヤシライス食べて泣いちゃうシーン良かったです。原作では良い人過ぎて違和感あった戸神行成も、要潤が上手く演じて説得力ありました。そして寺島進とりょうの有明夫妻は最高。お父さんは料理の腕は抜群でだけどギャンブルで借金いっぱい。お母さんはもと水商売の美人で優しいお母さんだけどパチンコ好きで借金いっぱい。寺島進はこういう役はばっちしはまり役だし、りょうさんはこのドラマ以前は知らなかったのですが、とても綺麗で素敵でした。もちろん、錦戸くんも柄本明も良かったです。森下愛子もいいですよね(^-^)。

さて、最終回は一昨日の夜でしたが、中三の息子が録画していた最終回を今日やっと見たので、今日から我が家でも最終回の話題解禁ですw。

というわけで、以下ネタバレです。

続きを読む "ドラマ『流星の絆』"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月24日 (金)

今日はいろいろ(^-^)

今日は高校時代の友達の男3人で飲み会。予想以上にすごく楽しかったです(^o^)。

後から考えてみたら久しぶりに会ったのに昔話いっさい無しで、最初から最後までそれぞれの『今』の話題で飲んだので、みんな頑張って生きてるんだなぁと、なんだか嬉しくなりました。まぁ、高校は普通科の進学校だったので、思い出に印象的なエピソードもなかったこともありますけどね(^-^;。

そして帰りの電車の中で村上春樹の『海辺のカフカ』読みおわりました。不思議に良いのですよ。『さくらさん』と『ナカタさん』と『ホシノ君』が特にお気に入りです。ホシノ君の最後のセリフ「諸君、焚き火の時間だ」は、それまでの彼のエピソードの大変さを思うと最高にクールなセリフですv。『ノルウェイの森』と違って、全体を通すとかなり難解なお話なので、一度読んでも本質のたぶん1/10ぐらいしか理解できてないのですが、それでも面白く、特に下巻は一気に読んでしまいました。明日からはもう一度最初から読んでみようと思ってます。長く楽しめそうな小説です。

帰宅してからは『流星の絆』の第2回を見ました。寺島進とりょうの夫婦と子供たちのエピソード、両親を失った子供たちの悲しみ。構成に凝りすぎてわかりにくかった先週の初回と比べてずいぶんとストレートに心にせまってきて良かったです。お母さん役のりょうって女優さんのことは知らなかったのですが、サバサバして気立ての良い感じでいいなぁと思いました。三浦友和が良いのは初回と同じですv。

なんだか仕事がおわってからの夜がいっぱいの今夜です。良い週末です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月24日 (木)

金曜ドラマ『流星の絆』

10月からのTBS金曜ドラマ東野圭吾原作の『流星の絆』。

宮藤官九郎の脚本とはなかなか楽しみです。長男が嵐の二宮君という配役はなるほどと思いました。しかし僕の一番の注目はなんといっても三浦友和刑事(^-^)。あぁ、渋くて良い役者さんですよねぇ。

映画『容疑者Xの献身』も10月公開。この秋は東野圭吾の秋になりそうですね。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2008年6月17日 (火)

さまよう刃

この小説は、高校生の娘を持つ親にとって、非情にハードな展開です。

東野圭吾『さまよう刃』。

妻に先立たれ、高校生の娘とふたりで暮らす主人公長峰。愛する娘は友達と花火に行った帰り道、未成年の不良アツヤとカイジによって拉致され、覚醒剤を打たれ、強姦され、非業の死をとげます。その描写の腹立たしいこと…読んでいて非情に不快で気分が悪くなりました。瞬間、読むのを止めようかと思ったぐらいです。さらに、犯人達は未成年であるがゆえに、捕まったとしても大した刑も受けないと言う法律の理不尽さが重くのしかかります。そして、物語は密告者から犯人の情報を得た主人公の復讐劇へと転じますが、後の展開はさすがに東野圭吾、どんどん引き込まれてあっという間に読み終えました。

恨みや憎しみのないまったく関係ない人を殺すということ。これはもう人間のすることではないです。被害者の家族の心境を考えると、殺した人数や、犯人の年齢、精神状態、更生の可能性などまったく関係のない話だと思います。正義とは何か。無差別な凶悪犯罪が増える今、本当に考えさせられる話でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 1日 (日)

あの頃ぼくらはアホでした

東野圭吾のエッセイ集『あの頃ぼくらはアホでした』。作者の高校、大学時代のエピソードを書いたものですが、僅かに年下の僕にとってもほぼ同じ時代であっただけに、非情に共感できたり、思い出して恥ずかしかったりと楽しく読めました。特に大学時代、工学部の実験や試験のエピソード、サークルのエピソードといったら…まさに『あの頃僕らアホでした』です(^-^;。

男ばかりのサークルに勧誘された私の場合も、最初の新入生歓迎会での衝撃はまさにこの作品のエピソードと同じ。先輩達の芸は、春歌、猥歌のオンパレードで、さらに合唱団だけあってそれをハモりながらやったりするし、作者と違って比較的おとなしい高校生だった私にとってもうそれはまったくこの世のものとは思えない異次元の空間でした(@_@)。夏の大阪大学や京都大学との合同演奏会の打ち上げは双方の威信をかけた芸の戦いで火花を散らし、さらに立命館大学の演奏会の打ち上げに参加したときは、酔った勢いで歌いながら鴨川を歩いて渡ったりともう無茶苦茶でしたね。そしてその後、濡れたままズボンでタクシー乗ったことは内緒です(汗)。 まあ、いろいろあった学生生活でしたが、随分といろんな面で鍛えていただきました(^-^)。

今はお酒もきっちり20歳になってからとなりましたが、成人を何歳からにするのとは別の話として、高校卒業して社会人になったり、進学したら、アルコールだけはきちんと法律でOKにしたらどうかなと個人的に思うのです。もちろん、急性アルコール中毒をおこすような飲み方は絶対ダメですけど、20歳というのは、人生の区切りとして非情に中途半端ですもん。学生生活の半分をアルコール無しで過ごさせるなんて、日本人がますますひ弱になっちゃうような気がしてなりません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月19日 (水)

夜明けの街で

東野圭吾の『夜明けの街で』。

主人公『渡部』は妻と娘がいる普通のサラリーマン。家庭になんの問題もなく、不倫をして家庭や人生を棒に振るなんて奴は馬鹿だと考えていた彼ですが、そんな彼が派遣社員の女性『秋葉』と出会い、不倫が始まってしまったのでした。そして、その女性はなんと時効直前の殺人事件の容疑者だったのです。

この小説、登場人物も少ないし、謎もそれほど複雑ではないので、単純に推理小説として読むと少々物足りないかもしれません。ただ、同じように家庭をもつ30~40代の男性や恋愛経験のそこそこある女性の方等々にとっては、身につまされるというか、かなり感情移入しちゃう小説ではないでしょうか。40代妻子持ちの私個人の感想としては『非情に面白い!!』です。

不倫を否定していたはずなのに、出会いから不倫が始まるまでの気持ちの動きは、同じような状況なら自分はどうする?と考えちゃいますし、友人に協力してもらいながらの奥さんに対するアリバイづくり等々は涙ぐましくもあります。後半、主人公がついに家庭を捨てる覚悟をしたあたりからは、「いやぁ、それはまずいでしょう」ってハラハラしながら読んでしまいました。そして、最後の『秋葉』の言葉と気持ちはかなり切ないです。さらに家で主人公の帰りを待つ奥さんの気持ちも…です。

結局二回読みました。同世代の男性の皆さんにはお勧めです(^-^)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月 2日 (日)

結局、不倫

今週末は首都圏に出張なので…いろいろ悩んだ末、結局『不倫』にしました。

いやいや、新幹線の中とか移動時間に読む本を探していたのですが、文庫本で『これっ!!』と思うような本が見つからなくて、思いきって東野圭吾の単行本から選ぶことにしたのですが…。

東野圭吾の作品、思った以上に文庫になっていないものがあって、『医療もの』、『裁判もの』、『加賀刑事もの』等々、本屋の棚の前で、どれにするか悩みに悩んだのですよ。文庫と違って1600~1700円という価格も決断を迷わせる一因でしたね~。で、結局選んだのが『不倫もの』(^-^;。そう、『夜明けの街で』です。

で…一週間かけてゆっくり読む予定だったのですが、読み出したらやめられなくて一日で読んでしまいました。出張用に買ったのにダメじゃん(汗)。もったいないからもう一度読み直すことにします。感想はその後で書きましょう。

でも、出張用にはもう一冊いりそうですな。今度はぎりぎりに買います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月24日 (日)

超・殺人事件

東野圭吾の『超・殺人事件 推理作家の苦悩』を読みました。この本、結構お気に入りです。

この作品は本格的な推理小説ではなくて、『名探偵の掟』『名探偵の呪縛』と同様に風刺的な皮肉いっぱいの短編小説集です。

税金対策で、様々な領収書を必要経費に認めてもらうために小説のストーリーが無茶苦茶になってしまう『超税金対策殺人事件』や、犯人もトリックも考えずに物語を進めてしまって、最終回に作者が苦悩する『魔風館殺人事件』なんか笑ってしまいます。『超犯人当て小説殺人事件』に使われている叙述トリックは、作者も他の作品で何度か使っていますが、「叙述トリックは大好きだけど、この叙述トリックだけは納得いかない」私としても、この作品ならOKですw。

でも、お気に入りの理由は『超理系殺人事件』や『超読書機械殺人事件』なんかの風刺が、どこかしら懐かしい感じがしたこと…「ああ、これは星新一の推理小説版だ」と後で気づきました。いままで自分が書いてきた本格推理小説を自虐的に皮肉った、『名探偵の掟』『名探偵の呪縛』より、読後感は格段に良いと思いました。三作品の中ではこの本が一番好きです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月28日 (木)

東野圭吾の本

女房は『しのぶセンセ』シリーズ以外はまったく興味をしめしませんでしたが、高校生の娘はガレリオと加賀刑事がお気に入りで、他の作品もどんどん読むようになりました。数ヶ月前から、学校で熱心に友達に勧めているらしく、次第にファンが増えていっているそうで、家にあった文庫本は『白夜行』と『幻夜』を除いてほとんどいつも貸し出し中の状態です。ちなみに『白夜行』と『幻夜』は娘曰く「分厚すぎて読む気がおきん!」そうです(笑)。

娘「友達のお母さんも読みたいゆうとんじゃけど、このまま貸してあげといてもええかな?」
私「本が女子高生のとこにあっても、主婦の方のとこにあっても、お父さんにとっては同じことじゃわなぁ」
娘「そじゃな、んじゃ、ええゆうとくわ」
ってことで、最近ではますます読者層が広がってるみたいです。東野圭吾おそるべしですな。

今日、娘は風邪で熱出して学校休みましたが、「文庫本じゃないから大きくて持ち歩けん」って読んでなかった単行本の『容疑者Xの献身』を布団の中で一日で読んだそうです。「わたしゃぁ本読んでわぁわぁ泣いたの初めてじゃ、よかったわぁ」との感想でした。熱も下がったようなので、「荷物になるけど明日学校もって行って誰かにすすめるわ」ってカバンにいれておりました。この本もきっと友達の間を一周して、それから友達のお母さんとこ行って、と長い旅にでるのでしょう(^-^)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月20日 (水)

殺人の門

東野圭吾の『殺人の門』は暗いお話です。
『白夜行』も『幻夜』も、暗くて救いようがない話ですが、どちらも知らぬ間に引き込まれる魅力のある作品でした。でも、この『殺人の門』はストレスたまります。
確かに読んでいて面白くないわけではなく、600ページ以上の長編でもあっという間に読んでしまったのですが、なんというか、主人公があまりにダメな人間で、何度も何度も同じ過ちを犯してしまう展開は苦手と言うか、読んでて辛くなってしまいました。そうかといって、悪役の『倉持修』も悪者だけどもどこか憎めない設定…のはずなのに、弱いものばかりを騙す憎いだけの男にしか思えず、腹立たしくて不快でした。
自分の人生を何度も無茶苦茶にした憎い憎い男、何度殺しても殺したらない卑劣な男。なのにどうしても殺せない。主人公が人を殺すのに足らないものはなんだったのか。はたして主人公は『殺人の門』をくぐることができるのか。
この作品、読後がなんともすっきりしなかったので、残念ながら印象がよくないです。

というわけで、次は気分をかえて、いかにも推理小説って感じの初期の作品、『回廊亭殺人事件』を読むことにしたのでした(^-^)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧